こんにちは、岡山市・倉敷市の中間で歯科医院をしている、歯医者の山下です。
山陽町郷土資料館に行ってきました。
赤磐の歴史展を12月10日までやってるということで、急ぎ行ってきました。
こちら山陽町の遺跡に対しては深い思い出があります。
ちょうど高校の頃、山陽町団地の造成に伴い、遺跡発掘が盛んに行われていましたが、
その責任者の方が、同級生のお父さんでした。
そして、発掘間がない遺物を発掘事務所でていねいに見せていただきました。
そしてそして、岩田14号墳と用木山遺跡の分厚い発掘調査書と
何処から出たかわからないから歴史的価値のない
という遺物数点をいただきました。今でも大事に取ってあります。
ここの資料館は昭和53年に立ったと言いますから、
ちょうどその発掘をうけてのことだったのでしょう。
30年の歳月が経ち、改めて展示されている数々の遺物に改めて感動しました。
写真撮影禁止のところには、みたこともないような、鹿の埴輪がありました。
私が考古学から遠ざかっていた30年の間にも数々の遺跡が発見され、発掘調査が行われ、あたらしい事実や考えができていることに驚いています。
これが考古学の面白さですね。有史以前は確定されていないもの。
まだたくさん眠っている未知の遺跡遺物がこれからもどんどん発見されることでしょうね。
さて、その後備前国分寺跡によりました。
ここは2003年に発掘が行われたばかりだそうです。
礎石の上に立つ鎌倉時代の七重の塔の周辺が整備されていました。
ということは・・・・・
あたりを目を凝らしながら見ると・・・
こういった、布目瓦は奈良から平安時代のもの。
おそらく、国分寺の瓦でしょうね。
さっきの資料館でもっと詳しく見ておけばよかった~~~
遺跡めぐりはこういったたのしみがあります。
実家にはいろんなところで拾い集めた遺物が段ボール箱2個にぎっしりあります。
帰りに後楽園によって、紅葉2010最後の写真をパチリ。
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